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私、桜咲 結菜は混乱していた。
公園のベンチで桜を見ていたはずなのに、ここはどこなの?
光が眩しすぎて目を閉じて
目を開けたら、なぜか広い部屋にいた。
部屋には、私と同じくらいの少女が
私を含め5人いて、みんな「ここどこなの?」と騒いでいる。
するとメガネをかけた中年男性が話しかけてきた。
「皆さん静かにして下さい。ここは、ラビマール国といいます。皆さんがいた世界ではありません。事情があり皆さんを、お呼びしました。詳しい事はまだ言えません。これから皆さんにクジを引いて頂きます。左の方から順番に引いていって下さい」
これって異世界召喚だよね・・・。
いきなりクジって何なのよ?
訳もわからないまま
私の順番がやってきました。
出た数字は5番です。
「では、1番の方から順番に部屋に案内しますのでついて来て下さい」とメガネの男性が言った。
部屋に案内され、世話係のメイドさんを紹介されました。
「世話係をさせて頂くマーヤと申します。お名前を伺ってもよろしいですか?」
下の名前だけでいいよね。
「ユウナです。よろしくお願いします」
「ユウナ様ですね。よろしくお願い致します。夕食まで、ゆっくり休んで下さいね」と言って去っていきました。
なんで、ここに呼ばれたの?
これから何が起こるのか不安です・・・。
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