1183人が本棚に入れています
本棚に追加
/306ページ
リビングにマキの持ってきたキャリーケースを置いた。
三匹はマキのキャリーケースに興味深々。
必死に匂いを嗅いでいた。
猫は匂いに敏感。
俺の匂いとは違う他の人の匂いを感じ取っていた。
「一ヵ月ほど、世話になるヤツだ…皆仲良くしてくれよ…」
俺は三匹の体を撫でながら言い聞かせた。
でも、マキは朝まで戻って来なかった。
ーーーーまさか…紡と陽依さん夫妻が福岡に来てるなんて…
父さんの差し金か?
最初のコメントを投稿しよう!