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俺は三人と別れ、脳神経科医局に向かった。
午後から外来診察をこなし、医局に戻った。
「よっ」
と紡が一人で俺の帰りを医局前で待っていた。
「陽依さんは?」
「陽依は先に大量のひよこ饅頭と共に東京に帰った…」
「えっ?ひよこ饅頭って?」
「ひよこ饅頭の事は気にするな…」
「・・・俺に用か?」
「和寿は相変わらず冷たいな…」
「・・・お前は相変わらず…陽依さんに心配ばかりかけているんだな」
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