略奪愛~和寿side~

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『食堂』 「おーい!!カズ」 と俺が食堂に行くと先に席についてランチを食べていたマキに呼び止められた。 「ちょっと来い」 とマキが席を立って、俺を自販機前まで誘導した。 「何だよ!?」 「四宮先生からお前の様子変だって聞いたんだけど…お前らしからぬミスでもしたのか??」 「まぁな」 仕事のミスではないが… 俺らしからぬミスを起こしたのは確かだ… 「そっか…まぁー…患者の命に関わらない…ミスなら謝罪だけで許されるが…医者は大変な仕事だからな…まぁー気を付けろっ」 「お前もな…マキ」 「俺もな…」 「それよりもお前、少し時間あるか??マキ」 「何だ??」 「此処では…」 俺は周りを気にした。 「俺はランチ食べたけど…カズはまだだろ??」
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