詩集

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花びらが降り積もって また春が来たと知る 何を運命と呼ぼう 理不尽な現実か どうしようもない感情か 何にせよ苦しいのなら 心の有りようを 僕は運命と呼びたい あの花の香りが 涙の記憶に紐づいていても 何度でも思い出すのだとしても 巡るのだから 春は  
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