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影響を与えたもの
最初に同情の気持ちを持ったのは、学校で銃乱射事件を起こし、自殺したアメリカ人の少年が生前投稿した動画の翻訳を見たときだった。少年は、いじめを受けていると話していた。そして、抑圧されているものは暴力でしか、その状況を打開できないと主張していた。そのとおりだと彼は思った。少年がそのいじめに暴力以外の方法で、打開することができただろうか。きっと親や先生に頼れば、誰かに頼らないと何もできないやつとして、周りから批判的な視線を浴びる。子供の世界とは、そういう理不尽なものだ。
しかしその後、彼は同情の余地がない悪でしかない人もいるのだと考えるようになった。
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