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お母さんがいなくなる前のお父さんのことはあまり覚えていない。覚えているのは、お父さんがお母さんの腕をマッサージをしていたことだけだった。
なぜかそのマッサージは私が眠ってから行われていて、たまたま目を覚ました夜中に何度かドアの隙間からそのマッサージの様子を見たことがあった。
子供に見られないようにと密かに行われていたソレは、お父さんがお母さんにたっぷりの愛情を注いでいるのが見て取れて、まるで性行為のような印象を受けた。
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