ドラゴン肉を求めて東西南北彷徨うぞ!

1/2
前へ
/2ページ
次へ

ドラゴン肉を求めて東西南北彷徨うぞ!

とある世界のとある田舎村。 そこに住む、ドラゴン肉が大好物なチビエマは、村にふらっと立ち寄った見知らぬ老人からこんな話を聞きました。 「東西南北におわす、四大モンスターを倒す事が出来れば伝説のドラゴンが姿を現すであろう……」 それを聞いたチビエマは目を輝かせると、槍を手に冒険に出てしまいます。 伝説のドラゴンを倒し、伝説のドラゴン肉を食べるために! チビエマはまず、東に向かいました。 東には大きな山があり、頂上には大きな鳥が住んでいます。 チビエマは山を登り続け、あっという間に頂上に。 するとそこには轟轟と燃え盛る火の鳥、フェニックスが待ち構えていたのです。 「貴様、何奴だ! 私の領域に侵入してタダで帰れるとは…………ぐえー!」 ですがチビエマは最強なので、フェニックスの頭をズバン! 羽をむしり取り、焼き鳥にして食べてしまいました。 ですがまだまだお腹は満たされません。 続いて向かったのは南の大きい湖。 そこには古来から住むと言う大きな亀が…… 「ほう、面白い。 フェニックスを倒したか。 ならここは我輩も重い甲羅を…………カメェ……」 折角出てきた亀さんも、チビエマの貫通槍技を無抵抗にくらい、カメ鍋にされました。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加