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紫苑
舞台はどこか遠くの小さな王国。
その国の森には魔女が住んでおり、国王は国1番の勇者に魔女を討つように命じる。
命じられた勇者も、初めは悪であるという魔女を討とうと出かけて行くのだが、様々な話を聞くうちに、自分がしようとしていることが本当に正しいのか、悩み始める。
とうとう勇者は魔女を討つか決断しきれないまま、魔女と対峙することになる。
一方で、魔女もまた自らの生に疑問を持っており、そんな中でやってきた勇者が、自らの行先を教えてくれるかもしれない、と勇者を迎え入れるのである。
魔女と勇者は、互いに葛藤を抱え、悩みながら、戦うのだ。
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