ネズミはネズミ

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ネズミはネズミ

 親が子供に対して思う事も一緒だ。子供がどんな選択をしてどんな道を歩んで行くかはわからない。だけど、自分自身が恥ずかしいと思うような生き方をしてしまう事が1番悲しいのではないだろうか。恥ずかしいと思わない生き方をして欲しい。  僕が、僕の生き方を誇れるようになっていない事が、母親には1番悲しい事なのかもしれない。後ろめたくも、恥ずかしくもない、これが僕自身なのだといつか言える日が来たら、母親に本当の自分を曝け出したい。打ち明けたい。彼の事も紹介したい。いつになるかはわからないけど、母親から認められたいと求める前に、自分が自分を認めてあげよう。ネズミは暗い地下から出て太陽の元に晒される。それによって人からどんな顔をされようとも、ネズミはいつまでもネズミのままなのだ。それを受け入れる事が第一歩だ。
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