恋人の時間

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「可愛いね、創太。めちゃくちゃにしたい」 じっと上から見つめられて、創太は、思わず目を逸らした。 「電気、消して欲しい…」 創太が恥ずかしさのあまりそう言うと、篠田は、パチンと電気を消してくれた。 カーテンの隙間から月明かりが漏れている。 篠田は、創太の服を脱がせ、自分も裸になった。 ほどよく筋肉のついた綺麗な躰に、ドキドキしてしまう。 ギュッと強く抱きしめられた。 …はぁ… 幸せで目が眩む。 ぼんやりしていると篠田は、創太の体中に舌を這わせ出す。 唇から耳朶を優しく噛み、首筋から脇を舐め、乳首を少し齧る。 「やっ…あっ…ん」 思わず声が出てしまい、創太は自分で顔を覆う。 「感じてる顔、見せて」 篠田は手をどかし、創太にキスをした。 キスをしながら、篠田の手は創太のペニスをゆっくりと上下しはじめる。 ビクン…と創太が体を反応させると、篠田は、そのままそれを口に挿れ、激しく擦り出した。 「やっ…やっ…出るっ…あぁ…っ」 創太は、びゅっと精液を出した。 篠田は、それを手で受け止めて「気持ち良かった?」と顔を覗き込んでくる。 創太は、恥ずかしすぎて顔を手で隠しながら「はい…」と小さな声で答えた。 その夜は、そのまま篠田に抱きしめられて眠った。 幸せ過ぎて、少し怖かった。
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