230人が本棚に入れています
本棚に追加
「可愛いね、創太。めちゃくちゃにしたい」
じっと上から見つめられて、創太は、思わず目を逸らした。
「電気、消して欲しい…」
創太が恥ずかしさのあまりそう言うと、篠田は、パチンと電気を消してくれた。
カーテンの隙間から月明かりが漏れている。
篠田は、創太の服を脱がせ、自分も裸になった。
ほどよく筋肉のついた綺麗な躰に、ドキドキしてしまう。
ギュッと強く抱きしめられた。
…はぁ…
幸せで目が眩む。
ぼんやりしていると篠田は、創太の体中に舌を這わせ出す。
唇から耳朶を優しく噛み、首筋から脇を舐め、乳首を少し齧る。
「やっ…あっ…ん」
思わず声が出てしまい、創太は自分で顔を覆う。
「感じてる顔、見せて」
篠田は手をどかし、創太にキスをした。
キスをしながら、篠田の手は創太のペニスをゆっくりと上下しはじめる。
ビクン…と創太が体を反応させると、篠田は、そのままそれを口に挿れ、激しく擦り出した。
「やっ…やっ…出るっ…あぁ…っ」
創太は、びゅっと精液を出した。
篠田は、それを手で受け止めて「気持ち良かった?」と顔を覗き込んでくる。
創太は、恥ずかしすぎて顔を手で隠しながら「はい…」と小さな声で答えた。
その夜は、そのまま篠田に抱きしめられて眠った。
幸せ過ぎて、少し怖かった。
最初のコメントを投稿しよう!