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棚卸し
〈断捨離〉──というと、なんだか「必死」だったり「決死」だったりの覚悟が必要な気がするので、だったら〈棚卸し〉という整理方法はどうだろうか?
と、思った。
モノの処分というより「確認」だったり「把握」だったりするので、実行にあたって、それほど覚悟は要らないのではないか?
今後の心構えとか、方針…
「モノを増やすまい。食品以外は買うまい」
で、ことは足りそうな気がする。
「とりあえず(取り置く)」とか、「いずれ(処分)」というワードも付いて来るには来るが、要は、物品をカテゴライズして…仲間集めして、自分は、今現在、どれだけのマテリアルに囲まれているのかを自覚する。がコンセプトである。
たかだか、部屋の片付け、整理整頓に、これだけの理屈というか、大義名分を捻りだすと、実行前に我ながら…
疲れる…
卸すからには…戻すのか…と考えると、更にうんざりして来る。
過去や物を捨て去るというよりは、今、自分はこういう状態にいる。というのを知るためだから、まあ、ザックリやろう…
昔勤めていた 百貨店の棚卸しも大変は大変だったが、あそこは、物品を数えさえすれば済むので、同時に〈大掃除〉というオプション(?)も無いし、各部門ごとに半日もあれば終了した。
以前…
膨張を続けるこの大(ひろ)い宇宙では、さぞやモノの増えかたも宇宙規模で、とんでもない重量なんだろう?と思っていたが、何かの本で、一年間で20g ほどだと読んで、えっ!あら、そんなもんなの?と思った覚えがある。
で…
人類や地球生物が矮小化すれば、今後、膨張を始める太陽に呑み込まれるまで、地球は長く生きながらえるのではないか?と考えた。
その発想は『アリエッティ』?(ありえるのか?)
いえ、この発想は、手塚コミック『ブラックジャック』でして…
身体が小さく縮んで行く奇病でブラックジャックの恩師が亡くなるという章からの思いつきだが、進撃してくる巨人のアニメなぞ観るにつけ…人類だけがちっちゃくなるのはヤバイぞと思う。
ダニやノミに喰われても、ワンコ、ニャンコの甘噛みすら、致命傷だろう…
今まで迫害して来たカラスに、ここぞとばかり突つき回されるかも?
小鳥を狩るカマキリに襲われたら?
ウィルスに罹患したら?
白血球の大きさは?
自然相手の防災対策が今以上に困難を極めるのでは?山や波の高さ大きさはsame same の地球サイズだろうから…
土木工事はモビルスーツを着用するとしても、グラビティ(重力)がネックになりそうだ…
『ベイマックス』のナノサイズのロボット集団が思い出される…モノをコンパクトに仕舞ったり、畳んだり、お米の粒に字や絵を描いてしまう日本人…
実際、オリガミのように大型物資を畳んで宇宙空間を運び、現場で広げる輸送方法が宇宙開発機関で採用されているらしい。
それで、今…
宇宙船…じゃない、漁船など、船舶で、仕事をしている者が多数の故郷に居て、現地の若者の体型に着目している…つまり…有り体に言って…萌えている。彼らはけして、高身長ではない…マスクのせいで、誰彼かまわずイケメンに見える昨今の事情もあるが…
仕事で培われたのであろう、美(は)しく愛(うつく)しきマッスルは刮目もの。愛しには、小さくて、うるわしく、りっぱでみごとの重点義がある。
BL+で
SF作品が、一編イケるかも…
創作アイディアの棚卸しにかまけ…
結局〈棚卸し〉は、棚上げ となりました…
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