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あれから何分たったのだろうか… 零の家族とこうしてテーブルで向かいあわせで座っているのは… 「あの、零はどこにいるんですか」 「昨日、家を出たっきり帰ってきていないんだ和也君、君に会いに行くと言ってからね」 「え?昨日僕は零には会ってないですよ、僕も零から急にLINEが来なくなって心配してたんですけど忙しいから返せてないと思いその日は家ゴロゴロして寝ていました」 そう言って昨日LINEをしていたトークを零のお父さんに見せ (桜の木の下で花見したいよねぇ〜いつかしようね!約束ね!ずっと待ってる!) 「そうか、正直言うとね…私は君を疑っているよ和也君。君が零が自殺するように何か言ったんじゃないのか?」 「そんなこと言ってないです!零が自…殺するような……あの、どうして零が自殺って今言ったんですか?いや、、だってあのニュースでは原因不明って…」 「…」 「何とか言ったらどうなんですか!…まさか2人が零を自殺に追い込ませた犯人ですか、、、ふざけないでくださいよ、零は!あの子は色々と夢があったんですよ!桜の木の下でお花見したり 色々と国を巡ったり ハワイに行ったり結婚したり まだ夢があった子なのにそれを!ましてや親子が実の娘を!自殺まで追い込んだってことですか?!」 自分でも何言ってるか分からない…ただそこには怒りと悲しみが混ざりに混ざった感情だけが和也を動かしていた。 「零がいなくなった夜 私は零と喧嘩をしていた、色々と合ってな…今は話せないが、それで零が傷ついたのか分からないが家を出ていったんだ。もしかしたらその1件があったからもしかしたら自殺なんではないかと思い…今も後悔している。」 「ッ!」 色々と耐えきれなくなり、和也は零の家を飛び出した。 「どこに行くんだね!?和也君!」 自分でもどこに向かっているかわからない程 一番速い速度で走っていた。そして和也は足を止めた、するとそこにはいつの日か零と約束した桜の木の下に着いていた。
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