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そして三年生になってすぐの部活の帰りに、暗くなったグランドで泥だらけになりながら練習しているサッカー部を目にした。
中心になって練習してたのが、三年生になったばかりの寛太と安、友也だった。
三年生はこの三人しかいない。
「へー今までこんなに必死こいて練習してるの見た事がないや」
瞳はそう思って立ち止まった。
「よっしゃーちょっと休憩」
寛太がそう言うとみんなの動きが止まった。
『おーし』
返事にならない掛け声は疲れきっていた。
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