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「そうなんだ…他の部から借りなくても試合できるようになったんだ」
瞳が言った。
「瞳! 早く帰れよ、ここら辺田舎だから、暗いし襲われっぞ」
寛太が声を張り上げた。
「私が強いの知ってるでしょ、付き合い長いんだから」
「さあねそんな事知らない、さあ練習やっぞ、シュート練習10本づつで今日は終わり」
『うーっす』
「ふーん」
「俺ら不良品どもは、必死こかないと何もできないんだよ、何やらしても優等生の瞳と違ってな」
大声でそう言った寛太に瞳はカチンときた。
「何それ!? バーカ! 」
瞳は捨て台詞を叫ぶと走り去った。
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