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「行くか! 」
寛太が笑った。
「ふふふ、我ら不良品オカルト探検部としては、行かざるおえまい」
この三人は、成績も下から数えた方が早く、かといって喧嘩や万引きをする程不良になれない自分たちの事を、不良品と呼んでいた。
「よっしゃ、決めた、5月のインターハイの地区予選終わったら行くっかね」
寛太が言った。
「よし、決まった」
『おー! 』
バン!
その時、誰かが机を叩いた。
「ひーー」
驚く寛太。
弾みに食べていたハムマヨパンが口から少し出た。
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