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「耳かっぽじって良く聞きな、三人とも」
『………』
「返事は? 」
『はーい』
迫力に推されて可愛いい返事だった。
「よし、じゃあ言うぞ」
『うん』
「今度の地区予選、1日だけ、いいか、1日だけだぞ、この、瞳様が、マネージャーしてやる」
『ええーーーー! 』
「って、瞳だって試合…」
「うっさーい、テニス部は先週終わった。もちろん私は優勝で県大会進出、今度の日曜日暇だからやってやる」
「って、いいよ…べつ…」
『お願いしまーす! 』
友也と安が立ち上がって頭を下げた。
「よろしい、ははは」
胸を張って笑う瞳。
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