1.マジですか!?

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「あー終わった俺の青春…グスッ」 「嘘泣きなんてしてんじゃないの! 何あのヘナチョコキック」 「あーこれで俺の夢も散ってしまった」 「ふん、期待して来た私が馬鹿だった、練習一生懸命やってたから最後くらい…」 「瞳よ、ねぎらいのキスをほっぺに…」  瞳はムッとすると、捻挫してる左の足首を思いっきり蹴飛ばした。  がん! 「いってー」 「一人でやってろ、馬鹿者が! 」  そういうと走り去って行った。 「くー」  足首を掴んで縮こまっている寛太の元に、チームメートの友也と安がやってきた。
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