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「あー終わった俺の青春…グスッ」
「嘘泣きなんてしてんじゃないの! 何あのヘナチョコキック」
「あーこれで俺の夢も散ってしまった」
「ふん、期待して来た私が馬鹿だった、練習一生懸命やってたから最後くらい…」
「瞳よ、ねぎらいのキスをほっぺに…」
瞳はムッとすると、捻挫してる左の足首を思いっきり蹴飛ばした。
がん!
「いってー」
「一人でやってろ、馬鹿者が! 」
そういうと走り去って行った。
「くー」
足首を掴んで縮こまっている寛太の元に、チームメートの友也と安がやってきた。
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