恵視点

5/5
前へ
/26ページ
次へ
何を言っても無駄だと分かったのか、朱の顔をした純がおずおずと服に手を掛ける。 まあ、今は夏だから、脱ぐのは簡単だろ? 上のTシャツとズボン、下着を脱ぐだけで全裸だ。 純は、Tシャツとズボンを脱いだ。 「あの・・・こ、ここまでじゃ、ダメ?・・・・・」 言うと思った。 テーブルに両手を掛けて縮こまってる。 可愛い反応・・・ でも俺は容赦無い。 雄人が何を言おうがやって貰うさ。 「だーめ。ほら、あと1枚だろ?」 「・・・・・・・・・・・・」 雄人は黙って純を見つめている。 雄人も純の裸が見たいと言った。 ここで止めさせるなんてこと、するかよ。 純が涙目になる。 うっ、と、俺の目を上目遣いに見つめる。 そんな可愛い顔しても無駄だ。 純の裸、見せて貰う。 何としても。 「ほら、早く。」 純の手を取って、立ち上がらせる。 既に下着のみの体は綺麗だった。 傷1つ無く、小麦色に焼けた肌。 すべすべの、赤ちゃん肌だ。 あそこは・・・どんな色だっけか?・・・思い出せない・・・
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加