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何だか白けた雰囲気になったので、今日はこれでお開きになった。
僕の裸、見られちゃった、知らない男の人に・・・
何だかそれが不安になった。
って、なんで不安に?
僕は男だぞ。
何かされる分けじゃ無し。
でもあの男の人、まだどういう人か詳しくは分からない。
今まで東京に居て、帰ってきて、僕らの居場所のあの小屋の持ち主の息子で・・・
そう言えば、聞けば良かった、あの小屋の持ち主のことを・・・
翌朝、呆けたまま、登校途中で、恵に会った。
「よぅ、純。」
「あ、おはよう、恵。」
僕らは一緒に登校することにした。
「それにしても昨日の男、何者かな?」
恵が気になっている風に鼻の下を掻いた。
「うん・・・僕も気になる・・・・・・」
なんとも胸騒ぎが止まらない。
雄人・・・雄人に会いたい・・・
会えば落ち着く・・・そんな心持ちだった。
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