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数日後、直接みひろくんにこの事を伝えた。
「え!?韓国って…俺も付いていきたいよ。でも、お互いの将来のこととか考えたら、しょうがないよな。向こうに行っても頑張れよ!」
みひろくんは強がっているように見えたが、目には涙が浮かんでいた。
1ヶ月後ついにこの日が来た。
羽田空港
「みんな、今までありがとう!向こうに行っても頑張るね!」
私のために家族はもちろん、おじいちゃん、おばあちゃん、友達そしてみひろくんとゆうはくんも来てくれた。
もう出発の時間だ。
「気をつけてねー!いつでも何かあったら連絡するのよー!」
みんなから応援の言葉をかけられる。すると、みひろくんが
「かのん!向こうにいっても俺はかのんのこと、一生忘れないからな!」
すると私の唇にみひろくんの唇が重なった。
「!?」
私はビックリしてすぐに離してしまった。
「ちょ、いきなりやめてよ!家族とかいるんだから!」
「フフ、やっぱどんなときでもかのんは可愛いな。いってらっしゃい。」
「いってきます!」
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