序 幕

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序 幕

 さあ、踊りましょう     謳いましょうよ、女を  私たちは籠の鳥  なんて自由な籠の鳥      血の色した唇で        雄鳥(おどり)を咬んで      謳いましょう  生まれついた人生を  とやかく悩んでないで  (みだ)らに咲いて  生きましょう    (けが)れたこの身を  露が消すまで・・・  
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