11人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
信念「金愚」
●オススメビルド
妨害、アタッカー
◯概要
戦う目的は「金稼ぎ」。それが金愚です。
基本ルールブック掲載の経緯表を見る限りでも、治療費や仕送りというものから「金に執着がある」と見せかけている……というタイプまで多様です。
業血鬼と戦うのはとんでもなくハイリスク。けどそれで得られる報酬は多いです。それのために、というヴァンパイアハンターな感じが漂うPCを作れます。
血威である《金縛の鎖》は敵の攻撃を不発にするという破格の性能。
高火力な全体攻撃が来る時に一発打つだけで救われる命があります。マジで。ただし半鬼の血威である《月下贈花》や綺獣の血威である《綺鬼咆哮》などでもう一回……とかをやりすぎるとGMが泣きます。
特技もギャンブルな面が強く、トリッキーな動きを得意とします。
〈一か八か!〉は引いた札が黒なら仲間の攻撃の火力が上がります。赤なら何も起きないです。
〈ハイローラー〉は完全に賭けです。特技で山札からカードを出した際に使用、そのカードを捨て札にして、山札から新たに1枚カードを出す……というところまではまだいいのです。ただ、その引いた新しいカードが2〜4の数字の場合、耐久値を5点失うのです。手札が腐るかどうか、耐久が減るか否か、というスリルがあります。
傷号はなんでもいけます。
SRNからは《無垢なる赤》を取って自分の特殊な血で吸血鬼などを引き寄せて仕留めるヴァンパイアハンターをやれたりします。
GECからは《殻の風船》でそう見えるだけの金の亡者(つまり本当は金に執着など無い)とかそういうのをやれたり、《碧星の瞳》でデータ的にどこまでもギャンブルに走るも良しです。
自分のビルドに合った組み合わせを考えてみましょう。
◉RP傾向
金に対してどう思ってるかが大事だと思います(偏見)。
単に金の亡者である感じか、どうしても必要で必死になってるとかそういうのが大事です。金稼ぎを享楽的に楽しんでいるようなのもいけますし、心の闇とかに目を背けるために金稼ぎしてるのも考えられます。
相方やる方と話し合えば、相方に貢ぐために金稼ぎしてるパターンも考えられますしやれると思います。ホストに貢ぐ地雷系女子みたいなのもできますよ。
さらに資道と組めば「世の中全部金と権力なんだよ」みたいなPCも作れますしやれちゃいます。この場合のオススメの過去は「逆境」「空虚なる心」です。
とことんコメディ系に走るもよし、どうしても金が必要っていう面を出すもよし。
自由度がものすごく高い信念です。思いつくままにやってみましょう。
▼独断と偏見のオススメ特技
〈一か八か!〉
黒いの来い、黒いの来い……と祈るやつ。黒の札が出れば強力。ギャンブル要素が強いけど握っておいて損はない。
〈戦稼ぎ〉(GEC掲載)
耐久値と破壊できる生命カードの数値が上がる。軽率に握って大丈夫。むしろ握ろう。
〈命あっての儲け〉
【技】の能力値が7もある金愚ならではの高ダメージカット特技。【技】の能力値が高い資道と組めば16点もダメージカットできちゃう。難点は基本的に自分にしか使えないところ。GECから練度10で取れる奥義〈一蓮托生〉を握れば味方にも打てる。
〈損か得か?〉
捨札を1枚自分の札に加えられる。血威の為に捨札にある黒の絵札を取るもよし、パートナーの為に赤絵札を取るもよし。手札が腐ったらせめてこのスートだけでも……な札を取るもよしな特技。
〈耳寄りな話〉
義士の〈真摯なる言葉〉……の金愚バージョン。ちょっとだけ調査力が上がる。敵の《無垢の薄衣》対策もできちゃう。
最初のコメントを投稿しよう!