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入試が終わって蒼太さんの送迎車に乗って家に帰った。
え?双子はどこに行ったのかって?
…あいつらは2人でゲーセンに行ったんだってさクソが。
奏「ただいまー」
あー解放感すごいな。
リビング方向) …トトトトッ
ん?誰の足音だ?
美「おかえり!お疲れ!奏斗!よく頑張ったね!」
そう言って飛びついて来たのは姉さんだった。
奏「うわっ!」
苦しい…
美「ほんとにお疲れ!ほら、靴脱いで手洗ってリビングおいで!プレゼントあるから!」
えっ!プレゼント…!
てか、姉さんテンション高ぇ
奏「まじ?!姉さん最高!」
急いで洗ってこよ!
ーリビングー
美「奏斗、目瞑って!」
目?はいはい。
美「咲那!手伝って!」
咲「はーい、盛り付ければいい?」
美「そうそう!美味しそうに盛り付けて!」
咲那さんは姉さんの彼女さんだ。姉さんは同性愛者で咲那さんがめっちゃ大好き。リアル百合と言うとちょっと怒られるので言わないこと。
多分姉さんがテンション高いのは咲那さんがいるからだな。(´-ω-`)
咲「美春、これで大丈夫かな?美味しく出来た?」
ん?美味しいものなのか?確かに甘い香りが。
美「んー?お!いい感じ!奏斗が好きそう!」
お、そんなに自信満々なのか!
美「よし!奏斗、目開けてごらん!」
目を開ける。
窓から差し込む光が少し眩しい。
机を見る。
そこには。
奏「うおおおお!ケーキだ!しかもいちごとかブルーベリーとか乗ってるし!ホール半分に分けられてるし!もう半分はチョコだし!めっちゃ美味しそう!」
うわー!!!スイーツ!\(>-<)/♪
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