2.受験までの道のり

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入試が終わって蒼太さんの送迎車に乗って家に帰った。 え?双子はどこに行ったのかって? …あいつらは2人でゲーセンに行ったんだってさクソが。 奏「ただいまー」 あー解放感すごいな。 リビング方向) …トトトトッ ん?誰の足音だ? 美「おかえり!お疲れ!奏斗!よく頑張ったね!」 そう言って飛びついて来たのは姉さんだった。 奏「うわっ!」 苦しい… 美「ほんとにお疲れ!ほら、靴脱いで手洗ってリビングおいで!プレゼントあるから!」 えっ!プレゼント…! てか、姉さんテンション高ぇ 奏「まじ?!姉さん最高!」 急いで洗ってこよ! ーリビングー 美「奏斗、目瞑って!」 目?はいはい。 美「咲那(さな)!手伝って!」 咲「はーい、盛り付ければいい?」 美「そうそう!美味しそうに盛り付けて!」 咲那さんは姉さんの彼女さんだ。姉さんは同性愛者で咲那さんがめっちゃ大好き。リアル百合と言うとちょっと怒られるので言わないこと。 多分姉さんがテンション高いのは咲那さんがいるからだな。(´-ω-`) 咲「美春、これで大丈夫かな?美味しく出来た?」 ん?美味しいものなのか?確かに甘い香りが。 美「んー?お!いい感じ!奏斗が好きそう!」 お、そんなに自信満々なのか! 美「よし!奏斗、目開けてごらん!」 目を開ける。 窓から差し込む光が少し眩しい。 机を見る。 そこには。 奏「うおおおお!ケーキだ!しかもいちごとかブルーベリーとか乗ってるし!ホール半分に分けられてるし!もう半分はチョコだし!めっちゃ美味しそう!」 うわー!!!スイーツ!\(>-<)/♪
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