その続きを読みたい！

「ねえ、覚えてる？」で終わったはずの物語の続きがあった！　続いて載っていた。

　続きを書いて欲しいという要望に作者さんが応えてくれたのだ。わたしは喜び勇んで続きを読んだ。

　もともと長いお話だった。
　だけど長さを感じない面白い物語だった。続きがどんどん書かれていく。ページをめくってもめくってもお話が続いている。

　幸せだ！
　嬉しさを噛みしめて読んでいく。

　楽しい。面白い。
　わたしが生きている世界にこんなステキなお話があるなんて、ありがとう神さま。

　わたしはどんどん読んでいく。
　お話を読む以外の生活、食べることも睡眠を取ることも、何もかも捨てる勢いで読み耽る。

　頭がふわっとした。
　けれどまだまだ続きがある。
　読まなくてはならない。
　愛読者としての使命を感じる。

　あれ？
　前に読んだセリフが出てきた。
　いや、前のセリフとは違う。

　えーっと。