番外編 彼と二人、幸せに包まれる未来を夢見て

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「上着を脱がれて、蓮水さんは寒くないですか?」 「私は大丈夫だよ。こうやって君を抱いていれば、あたたかい」 抱かれていた腰がぐっと引かれて、身体がぴったりと密着する。 「うん……こうしてると、とってもあったかい」 「もっとあったかくなるようにしようか?」 「どうするんですか?」首を傾げて彼に尋ねると、 「こうするんだよ」と、唇が重ね合わされた。
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