お気に入りカフェ【妄想編】

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お気に入りカフェ【妄想編】

アタシはマリコ、25歳OLよ。 今回は昨日起きた出来事を話すわね。 アタシ本当に苛ついたのよ。 昨日は仕事がお休みで、午前中アタシはいつものカフェに行ったわ。 大抵休日の朝は行きつけのカフェでモーニング するのが習慣なのよ。 あらっ大人なモーニングですって?褒めているのかしら? カフェに向かう途中に急斜面な坂があるのよ。 そこで坂を少し登るんだけど、それがまた 急な斜面で結構大変なのよ。 判るかしら?腰にくるのよ。 えっ年増ですって?えっ何も言ってない? あら失礼しました。話を戻すわね。 その斜面で男女のカップルが自転車で アタシに突っ込んできたのよ。 向こうは下り坂だから自転車のスピードも  結構出ていたから、アタシびっくりして 心臓が飛び出るかと思ったわ。 とっさにアタシの機敏な瞬発力で避けたの だけど、一歩間違えてたら死んでたかも しれなかったわ、考えただけでも恐ろしいわ。 アタシそのカップルに言ってやったわ。 「あんたたち、何突っ込んでんのよー。 アタシは被害者よ、なんとか言いなさいよ。」 悔しくてアタシつい言ってやったのよ。 それからカフェに着いて、いつもの スクランブルエッグのセットを頼んだわ。 朝は安くて美味しいのよ。ソーセージも 付いてるわ。あら、貴方、顔が赤いわよ、 何考えてるのよ、いやだあ、ヤラシイわ。 朝食をとり、それから食べ終わり、食後の コーヒーを飲みながら、アタシが本を 読んでくつろいでると例のあのカップルが カフェに入ってきたのよ。 アタシは関わりたくないから知らんぷりして 向こうを見ないようにしたんだけど、 あの方達がアタシの席にくるなりアタシの顔に いきなり水をかけたのよ。いきなり、 アタシの顔に水よ、信じられないわよ。 もうアタシ頭にきて言ってやったわよ。 「何やってくれちゃってるのよ。」 とアタシが注意をしたところ、急に向こうの カップルの男の方がアタシの胸を急に鷲掴み してアタシの身体を乱暴に扱うのよ。 アタシの身体をよ。アタシ思わず怖くなって 「ぎゃーやめてー」と叫んで悲鳴をあげたわよ。 店員が駆け寄ると、相手のカップルは申し訳 無さそうに帰っていったわよ。 アタシあのカップルに関わりたくなかったから 店員さんに 「助けていただいて有難うございました。 アタシもうあの方達と関わりたくないので 警察沙汰にはしない事にしました。」 とお礼を言って帰ってきたわ。 もう、本当に腹立つわ、昨日は本当気分が 悪かったわ。
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