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「話を変えるけど3月30日、僕が家で眠っていて気が付いたとき有彩が傍にいたけれど、なぜあの時有彩は僕の部屋にいたの?」
僕の質問に有彩が、
「巧生のことが心配で巧生のアパートに行ったら部屋の鍵が開いていて、中に入ったら巧生が寝ていたの…
巧生に声をかけたけれど、巧生はなかなか起きなかった!」
と答えてくれた。
この時の僕は、有彩の言うことをどこまで信じていいのかわからなかった。
有彩は月那と僕が付き合っていたことを、良く思っていなかったのかもしれない。
僕は有彩に疑いの目を向けるようになっていった。
この日は、お互いに少し険悪な空気になってしまい、カフェラテを飲み終えたら店を出て渋谷駅で別れた。
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