幽霊向上委員会

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食事も済ませ玲奈はお風呂のお湯を入れる お岩姉さん達にセットの仕方を教えたその間に電子レンジ等の電化製品を説明した。 「思ったより簡単だ本当に便利だね電気って」 「そうでしょ?今日はここ迄にしておくわね」 「うん疲れたぁアハハ」 "お風呂が湧きました" 「誰だい!姿をお見せ!」 「アハハ今セットしたから声で教えてくれるの」 「この機械が喋った?誰か入ってるのかい? 凄く小さい人だねぇ」 「アハハええと、声を出す機械が入ってるのよ」 「へえー声の機械?」 「とりあえずお風呂に入って、今日は2人で練習してね!シャワーの使い方も覚えたんだから シャンプーやリンスのボトルに番号と丸く出す 量を書いたから分かるでしょ?頑張ってアハハ」 不安げにお岩姉さんとお菊ちゃんが先に行った その間玲奈はテレビをつけた お七ちゃんが驚いた 「小さい人が箱に入って喋った! 裏に隠れてるの?」 「これがテレビなのよ電波から送ってるの」 「へえー綺麗」 玲奈はお七ちゃんにリモコンを渡して好きな数字を押させた、色々な番組を見ては変え遊ぶ。 「どれか1つの好きな番組をを見てよねアハハ」 「この男いいわね!皆、男前うふっ」 「歌手のグループで人気あるよ私もフアンなのよ!プロマイドとかCDもいっぱい持ってるのよ」 「フアン?って何人いるの?」 「異国の人!つまり外国の人達もいるから 何十万人はいると思うよ」 「今は異国は外国って言うの? そんなにいるの?じゃあ恋してもダメなんだね」 「アハハだって芸能人だよ!」 「浮世絵で人気あるのと同じよ、歌舞伎とかの」 「ああ、それは無理だぁアハハでも、プロマイドとか言うの欲しい!」 「私のあげる1枚だけよ!いつでも買う所あるから今度一緒に行こうね」 「うわぁ嬉しい絶対よ!連れて行ってね」 「ハイハイ、アハハ」 お岩姉さん達達がお風呂から出て来た 「ああ、いい湯だった」 「お先にお風呂頂きました玲奈ちゃん達も入って疲れたでしょ?」 どうやら無事に入浴出来たようだ。 「お岩姉さん達ドライヤーで髪乾かしてね使い方覚えてるよね!じゃあ、お七ちゃん入ろう」 玲奈達はお風呂場に入りに行った 「分かってるよ!お菊ちゃん先に乾かしたら? 私はビールってもんを貰うよ」 「お岩ちゃん、ビールって初めてでしょ?」 「婆さん、どれがビールだい?」 「これですよ、缶ビールって言う飲み物よ」 「缶ビール? なんだい色気無いねえ これが酒かい?」 「変なお酒だね、お岩姉さん」 登美子がプッシュと開ける音に驚いた 二人だった
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