幽霊向上委員会

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「あ!お岩姉さん達とお風呂に行くんだった!」 急いでバスタオル、ボディーソープ、シャンプーリンス、洗顔ソープ、ブラシ、タオル等 普段使っている物を大きめのバックに詰め込み お岩姉さんの家に車を出した。 「お岩姉さん、遅くなってごめんね」 「今、お菊ちゃん達も来た所だよ悪いねぇわざわざ迎えに来て貰って」 「私お風呂屋さん行った事ないから」 「嘘!何で?」 「家のお風呂か温泉位でお風呂屋さんて分からないもの」 「玲奈ちゃんの時代って良く分からないねぇ アハハ」 車の中で源さんの話しをして3人に大笑いされた。 「私に言えばいいのにそりゃ大変だったろう」 「そうだよ玲奈ちゃん先に言えば作ってあげたのにアハハねえお菊ちゃん」 「そうよ遠慮しないでって言ったでしょ? アハハ」 「これからは言うわアハハ」 そうこうしてる間にお風呂屋に着いた 玲奈は又、驚く事になるのだ。 のれんを入ると、何と混浴である 「嘘でしょ!?」 「玲奈ちゃん今度は何?」 「混浴なんて無理!絶対無理!」 「普通だよ玲奈ちゃん、ほらあのふんどしの男は三助さん、背中を洗ってくれるんだよ ねえお七ちゃん」 「そうそう、気持ちいいよ玲奈ちゃん」 お菊ちゃんは玲奈の顔を見て 「お岩姉さんこりゃ駄目みたい玲奈ちゃん 固まってるよ」 「そうみたいだねぇ困ったもんだアハハ じゃあ家のお風呂でいいかい? 玲奈ちゃんって本当にウブなんだねぇアハハ」 お菊もお七も呆れ顔で玲奈ちゃんを宥めた。 「お岩姉さんの、お風呂いただきます」 玲奈はさっさと風呂屋を出た 「はいはい、玲奈ちゃんアハハ」 3人は又車に乗りお岩姉さんの家に向かった
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