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「そうだ!忘れる所だったわこれ皆に使って貰おうと思ってバスタオルとタオル」
「体を拭く物よ、髪も凄く乾くの早いのよ」
「へえー髪を洗うと半日掛かるんだよ」
「半日?そんなに長い間何するの?」
「縁側に石枕あるだろう?枕の中にお香を入れて髪に香りを付けるんだよ
その間は昼寝か絵草紙見たりして乾くのを
待つのさ」
「へえー無駄な時間なのねぇ」
「だから、髪洗うのは7日位に一度かねぇ」
「不潔そう!今日からそれは無くなるわ!
一緒に入ると言ってお願いお岩姉さん」
「分かったよ皆はどうだい?」
「玲奈ちゃんに賛成本当に髪洗うの大変だもん」
「じゃあ、騙されたと思って入ろうかねぇ
アハハ」
お七ちゃんはお湯加減を見にお風呂場に行った。
「いいお湯加減だよ!皆で入ろう」
3人は着物を脱ぎ玲奈は服を脱いだ
玲奈は驚く。
「本当に大きいお風呂、4人入っても余裕だね
お岩姉さん達私と同じ様にしてね」
「ハイハイ」
掛け湯をした後髪にお湯を掛け、シャンプーをする
「地肌に指の腹でモミモミして髪全体を洗うのよ出来てる?目は瞑ってね」
「出来てるよ!ああ気持ちいいよ玲奈ちゃん」
「痒い所無いなら、お湯で流して泡が無くなる迄しっかり流すのよ」
3人は言われた通り頑張っている
「次はリンスを手の平にこれ位乗せて髪に馴染ませて目は瞑ってね全体に馴染ませてたら髪柔らかい感じになった?」
「なったよいい匂い」
「じゃあ、お湯で流して軽くでいいのよ出来た?」
「うん、髪どうり凄くいいよ」
「上から下に軽く絞ってさっき渡した髪留めで髪をまとめて落ちない様に止めて出来た?」
「うん出来た」
「目を開けられる?開けられないならお湯で顔洗ってねお岩姉さん出来てる?」
「大丈夫だよ玲奈ちゃん」
「じゃあ、目を開けて」
言われた通り目を開けた
「ふう〜出来た凄くいい匂いで気持ち良かったねお岩姉さん、お菊ちゃん」
「本当だねこんなスッキリした事初めてだよ」
「これなら毎日でも髪洗う事も苦痛じゃないね」
「次は顔洗って洗顔ソープで泡出るから顔全体に軽く擦って洗い流すのよ」
「出来たハア~気持ちいいサッパリしたよ」
「後は体全体を洗って!このボディーソープの泡で洗ってね、タオル使ってもいいよ綺麗に洗ったら流して終わり、お湯にゆっくり浸かろうね」
「本当に気持ちいいよ玲奈ちゃん」
3人はいい匂いとサッパリした顔で大満足していた
「簡単でしょ?皆さん」
「今迄のお風呂なんだったんだよアハハ」
「ご満足頂けて光栄ですアハハ」
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