『空から響く声』登場人物紹介

Takuto Fujimiya

藤宮拓人　ふじみや たくと　Takuto Fujimiya

　年齢不詳、白銀(プラチナ)の髪、ワインレッドの瞳。外見はジェンダーレス。
　言葉遣いは「オネエ」ですが、自意識は「男性」。
　表向きの職業は「スタジオシンガー」。プロのうたい手。
　ステージネームは「藤宮タクト」。
　彼自身もライブステージに立つこともあります。
　うたうこと、そのものが大好きで、自宅にいても、何かしら、うたっていることがあるみたいです。
　声質は、どちらかというと少し高め。透明感のある声色を持っています。

　言霊師としての彼の「能力」は、かなり幅広く、非常に不思議な存在で、無限大の能力を持っています。言葉のチカラをあやつって、モノノケ、あやかし、霊などを「鎮めること」がメイン。
　ふだんは穏やかですが、時には「冷徹な」部分も垣間見えます。
　現在の外見も、もともとの姿とは違い、この外見になったのは、過去の出来事に起因しているらしいですが、それすらも詳細はわかりません。
　過去に、とある「おふたり」から、葉月ちゃんのことを「頼まれて」いたことだけはわかっていますが、彼自身の出身地、家族、生い立ちなどはすべて謎のベールに包まれています。

　私服はエスニック系ファッション。帽子の収集が趣味のひとつ。
　エスニック系の中でも中華系がお気に入りの様子。ステージでも仕事でも、プライベートでもエスニック系の服を着ています。
　仕事柄もあるのでしょうが、とてもおしゃれ。
　言葉遣いからもわかるように、ふだんは物腰も柔らかく、穏やかです。
　決して、自分のことを多く語ろうとはしませんが、今後は、少しずつ彼自身のことも書いていく予定です。

　葉月ちゃんのことは、彼女が幼いころを知っている様子。
　彼女にとっての「最強の守護者」です。