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再度訪問
今日向かう場所はある城の近く。
2度目のお邪魔だ。
１度目の服装はなにをかくそう
喪服だった。
大したことないか。
いや、
世界というのは驚きに
満ちまくっている。
と、思う。
あの時はと いえば
今時、式場で行う初七日を
家で行うというから
仕方がない。
しかも、
遅れた。遅刻した。最悪だった。
喪服で全力疾走した。
だって、タクシーが拾えない。
なぜだろう。
室内に入ったら、
丁度、お焼香が回ってきた。
わたしで最後だった。
ギリギリセーフ。
にも関わらず、
図々しくも 参列者がみんな
帰ったあとに
のうのうと 紅茶を
喪主手ずから淹れてもらい
寛いでしまった。
まさか、そのあと
喪主のコレクションルームを
飲み過ぎた紅茶の利尿作用でか
トイレと間違えて
覗いてしまうとわ。
いやはや、失態失態。
モノの神様、ありがとう。
世の中は 偶然と奇跡に満ちている
そんなわけで、
今回は２度目の訪問を改めて
している次第。
楽しみだ、本当に。
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