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もう1つの221B
デジタルやら 人工知能やら、
はたまた
リモートなんちゃらやらが
日常生活の空気になった昨今。
小説1つ取ってみても、
フリーでデジタルな小説サイトも
なんと増えた事か。
なんでもデジタルでお手軽に。
それでも、わたしは
現物の『モノ』に
こだわるのは、
かつての職業柄からかも
しれない。
いや、
かつての上司?親分?からの
『レガシィ』って奴だろうか。
とわいえ、
私のかつての仕事なんて
なんてことない、
しがない店舗責任者だ。
モノを、
仕入れて
売るという
ごくごく
あたりまえな
仕事だったわけである。
ただ、
今思えば、
なかなかどうして
今尚、
自分的には、
この世界を楽しむ1つの
試金石のような仕事だった。
さてはて、
モノを仕入れる。
バイヤーというのは
カタログ1つでも充分可能なのを
だけれど
それを、モノの探求者
人+モノ+人を繋ぐ 媒体人。に
成長
させてくれたのが、
1つの輸入雑貨店だった。
世界的に有名な
あの
『探偵の居場所』を示す
有名なストリートを名前に
掲げた
モノの店。
わたしと、モノに まつわる
小さなストーリーを
コレクション達と共に。
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