探しもの
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「失礼します…」 一応、小声でそう言い、図書室へ足を踏み入れる。 放課後の図書室は静かだな、と思いつつ 図書室を適当に歩いてみる。 すると、 「あ、さくらちゃん!」 と、名前を呼ばれた。 振り返ってみると、 金髪の小柄な女の子が立っていた。 えっと…誰だっけ…? 確かに見覚えはある。 私がぼーっと突っ立っていると、
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