触手

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触手

再び、目が開けられた時。 何処から集めたのか無数の触手が俺の身体中に這っていた。 俺は一糸纏わぬ姿で、触手に宙に浮かされている。 両手は触手によって後ろ手に縛られていた。 先輩が俺を見上げながら、雨音のうるさい小屋の中でニヤニヤ笑っていた。 「何をする気だ…?」 俺の声は少し掠れている。 「俺の可愛いペットは、男性器が大好物でな。ここで楽しんで観察させてもらうぞ」 先輩がそう言ってる間も、触手の何本かは、俺のあらわになったチンチンと乳首に集まりだしていた。 ヌタヌタした感触に気持ち悪さを感じる。 だが。 「…っ…!」 ピクッ! 体が勝手に反応した。 触手に触れられた乳首とチンチンは、まるで先輩に舐められている様に気持ちいい。 「声を出しても良いんだぞ」 「だ…れが…」 眼下から聞こえる先輩の楽しそうな声に、しかし、俺はそれどころじゃなかった。 何だ…この天国にも昇るかの様な気持ち良さは。 触手は俺の乳首とチンチンをグルグル回りながら、徐々に絞めつけてくる。 それだけじゃない。 触手によって大きく広げられた両足から、俺の肛門を目掛けて触手が這ってきた。 「…んあ…っ!」 俺は全身の性感帯を触手に弄られた。 しかも腸に入ってきた触手にメチャクチャに攻められる。 そして、先輩に言われたからではない。 声が自然に出てしまう。 「いやあん…っ…!もういい…っ…!」 「何を言っている。まだまだこれからだろう」 俺は先輩の言いなりになるつもりはなかった。 だが、先輩に抗う術も今の俺にはなかった。 触手は絶妙な速さで俺の小さな乳首の上を這う。 「ぃ…ゃ…だっ…!」 何とか絞り出した声で拒絶するが、触手の動きは止まらない。 チンチンに這っていた方は、タマにまで巻き付いてきて、搾る様に絞め付けてくる。 「あん…っ!そこはっ!だ、めだ…!」 「駄目じゃないだろう。触手に貪りつくされたいんだろうが」 ニヤニヤ笑う先輩の視線をチンチンに感じて、俺は羞恥心も有り、体が火照ってきた。 先輩は俺のカバンを勝手に開けると携帯を取り出す。 嫌な予感がした。 「流石に自分の携帯は壊してなかった様だな」 そう言って先輩は、俺の携帯で俺が触手に犯されてる姿を撮る。 「もっと犯して下さい、と言え。言わないと誰にこの写メを送ろうかな」 「ぉ、くるな…っ…!」 「じゃあ、俺の言う通りに言え」 腸内をメチャクチャに這っていた触手が、俺の敏感な部分を中心に攻めだした。 「もっと…」 ビクンッ!! 触手に犯されたところに体が大きく反応した。
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