奥州市水沢区

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◆水沢鋳物 伝/民俗・清衡  岩手県の伝統工芸品・南部鉄器の源流の一つである水沢鋳物の由来を清衡に求める伝説。  約九百年前、清衡が近江国(滋賀県)から鋳造師を招いた。清衡が江刺の豊田館から平泉に移ると鋳造師たちもついて行くことになったが、一部は豊田館のある餅田に残った。  彼らが南下して水沢の羽田に来たことでこの地に鋳造業が根づいたという。今でも東北新幹線水沢江刺駅近くの羽田では鋳造業が盛んである。 典拠:『岩谷堂箪笥』(成田寿一郎∥著,理工学社,1997.10)
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