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今回は、ユーアールについて、です。
タグにユーアール・リードアウトとついておりますが、これって何だろう、って思いませんでした?
ちょっと、話がそれますが、テーブルトークRPGに『トラベラー』というものがありまして、これは遠い5000年未来の宇宙を舞台にしたもので、宇宙船や巨大戦艦、宇宙海賊、古代文明、星間戦争、異星人、スパイなどのスパイスが散りばめられたゲームで、当時、テーブルトークRPGのサークルに所属していたぼくは夢中になってプレイしたもののひとつです。
ゲームはプレイヤーとゲームを管理するレフェリーに別れてプレイするのですが、ぼくはもっぱら、レフェリーばかりしておりました。
で、ゲームはレフェリーが自分でシナリオを作り、それに沿ってゲームをプレイするのですが、ゲーム会社がシナリオ集というものを販売していて、それを使うこともあります。
シナリオには、略語・用語集というものがあり、『ライブラリ・データ』と称して、まとめられているのですが、これも、プレイヤーが図書館で調べたり、コンピュータで調べたりすると、そこに書かれている情報を引き出すことができる、という体裁になっておりました。
……もうひとつ、話題が逸れます。
有名な(……のかなぁ?)オカルティストの御仁にエドガー・ケイシーという方がいるのですが、この人は本人が知り得ないようなこと、経験していないようなことを知識として知っていて、どうしてそんなことを知っているのか、と尋ねると、宇宙にはアカシック・レコードというものがあり、自分はそこにアクセスすることができるので、何でも答えることができる、と答えたそうです。
アカシックレコードというのは、宇宙生誕の瞬間からすべての事象が記録されている保管庫で、まぁ、科学的根拠はまったくありません。存在しない、と言ってもいいでしょう。気になりましたら、ペディアって下さい。<(_ _)>
で、これをぼくなりに小説のネタとして設定したものが、ユーアールです。universe recordつまり、URです。
ぼくの考えたSFの設定では、ファーヴィルというロストテクノロジーを管理する宗教団体みたいなものがあり、ユーアールはそのなかの下位組織にあたります。
設定上の説明は以下の通り。
ユニヴァース・レコード(UR)……フォアルーラーが創設した銀河規模のネットワーク。端末があればいつでも、いかなるところでも即時に情報を引き出すことができる。URには太古からの宇宙の記憶がすべて保存されている。
フォアルーラーってのは、古代文明種族のことなのですが、これについては後ほど、機会があれば説明します。<(_ _)>
ユーアールですが、もとは神官しか情報を引き出せなかったのが、組織がファーヴィルから離脱してしまって、神官以外でも情報を引き出せるようになったりしているのですが、これも設定倒れで生かせることはできませんでした。
てなところで、今回はここらへんで。ではでは~。(^_^)ノ""""
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