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「期待しちゃう?」 「いえ、ちょっと混乱気味。」 「どこまでしていい?」 「なんの話?」 「お手伝いの話。」 無言で坂木さんから体を遠ざけると、坂木さんが私の腕を掴んで引き戻す。 「こらこら、逃げてどうする。頑張れよ。」 「頑張るの?私が?」 「一世一代の告白の返事を待たせてるんだぞ。頑張れよ。」 「はい。・・・いや、だから時間くださいって言ったじゃないですか。」 「だから待つよ。手伝いながら。」 「あー・・・それも、時間ください。」 「なんだよー、つまんないなー。」 ヘラヘラと笑う坂木さんを見ながら、この人本当に私のこと好きなの?と疑いたくなる。 ドキドキしてるの、私だけなんじゃない?
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