その後のこんな日々

22/23
74人が本棚に入れています
本棚に追加
/98ページ
「はぁー、なんか幸せな気分になってきた。」 本当に幸せそうな声で言うので、笑ってしまう。 「恩地さんは?」 「私は、坂木さんが大好きな気分です。」 「はうっ・・・。」 坂木さんがビクッとしたあと、腕に力をこめて、私の肩に顔を埋める。 「ツンデレめ。卑怯だぞ。」 笑いながら、坂木さんの耳に口をあてて 「早く帰りましょう。」 と囁く。 「エロ恩地・・・最高。」 坂木さんが立ち上がり、グイッと私の手を引っ張って立ち上がらせる。
/98ページ

最初のコメントを投稿しよう!