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深夜におよぶ飲み会で
女子は酔いつぶれて部屋へ。
総司はケジメのある人間で
皆との旅行では未菜と部屋は
別にしていた。
他の人は眠っているとはいえ、
こんなところでは泣けない、
ましてや未菜も隅のベッドで
幸せそうな寝顔をしているのだ。
私はこっそり浜辺へ行こうとして
再び男達が酒盛りする部屋の
前の廊下に戻った。
そして、通り過ぎようとしたとき、
「お前は有香と結婚すると
思っていたよ」
有香・・・私?
「俺も・・・未菜が現れるまでは
有香と友達夫婦みたいもあり・・・
とは、考えてはいたんだ」
総司の言葉を聞いてしまった。
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