第一章

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璃子「 ここで食べるつもり? 」 蒼汰「そうだけど、駄目なの?」 そう言いながらすでに食べている… 璃子「あのさ、」 突然の呼び掛けに蒼汰の手が止まった 蒼汰「何か言った?」 璃子「今日告白された?」 蒼汰「なんで知ってんの?」 その言葉で本当だった事がわかり どんどんと落ち込んでしまう 璃子『 このままじゃだめだ 』 璃子「…噂になってたよぉ!明日やばいんじゃない?!」 蒼汰「まじかよー どーしよ姉貴ーー」 璃子「私に言われても知りません!で、付き合うの?」 カレーをもぐもぐさせながらんーと考えている… 蒼汰「タイプじゃないし断ったけど、」 璃子「あっそ」 ソファーから立ち上がってリビングから出ようとした時 蒼汰の声で足が止まった 蒼汰「姉貴さ、彼氏つくらねぇの?」 璃子「 私は受験生ですから! あんたと違って今はそれどころじゃないの! 食べたらちゃんと片付けてよね!」 蒼汰「はいはい 」
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