日子たちのその後――

14/41

1270人が本棚に入れています
本棚に追加
/41ページ
 日子はもう一度布団にもぐり、不思議に思いながら、その眠っている横顔を眺めていた。  私より色が白いような。  肌が綺麗なような。  ……同じように激務なはずなのに。  まつ毛も長いような。  ……同じように激務なはずなのに。  激務関係なかったな……。 「誠孝さん。  好きです」 「……俺もだ」 と言い、誠孝は目を開けた。  こちらを向く。 「あっ、寝たフリしてましたねっ」 と言うと笑った。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1270人が本棚に入れています
本棚に追加