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「あとは…ここもね」
「ひゃあ!」
急に膨らみをタプンと持ち上げられて変な声が出た。顔から火が出そうなほど恥ずかしいけれど、彼は気にしていない様子。
その証拠に胸の頂点を指先でコリコリつまんで捏ねたりピンッと弾いたり。
「ほら、ちょっとずつ固くなってきた」
「や…あ、」
指で攻められるだけでも苦しいのに、先端を口に含まれると言いようのない何かが押し寄せてくる。
舌で転がされ、軽く歯を当てられ、吸い付かれて頭の中は真っ白。
「ふ…うっ…」
「声、聞かせて?」
自分の口を手で押さえ、フルフルと首を横に振る。
私のそんな声、気持ちが悪いだけだ。
誰にも聞かせたくないし、自分だって聞きたくはない。
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