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「優しくするから…」
「ん…」
キスにも相性があるらしい。
彼とのキスは全身が溶かされていくようで、とにかく気持ちが良かった。
同時に力も抜けていく。
足を開かれ、固くなったものをあてがわれると、ゆっくり腰を沈めて彼が私の中に入ってくる。
じっくり時間をかけて解された体が彼を受け入れようとしていた。
「は、あ…」
「…平気？」
コクンと頷いた。
どちらからともなく両方の手を取り合い、強く指を絡める。
一つになった瞬間に感じたのは痛みではなく、暖かさ。
そしてなんとも言えないフィット感だった。
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