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先生「以上でホームルームを終わります。明日からよろしくね。」
先生がそう言って、今日は解散となった。
一刻も早くこの場から消えたい!!!
カバンを掴み、走って教室から逃げようとしたら…、
なんと、鬼神くんに腕を掴まれた!!!
ゆっくり振り返ると、やっぱり鬼神くんはあたしを睨んでいた。
雛「なっ、…何でしょう??」
恐る恐る尋ねると、
樹「話がある。ちょっと顔貸せや。」
かっ、顔貸せや…!?
あたしは恐怖で震え上がった。
そんなあたしなんてお構いなしの鬼神くんは、
樹「ついてこい。」
と言うと、歩き出した。
ついて行きたくなんてないけど…、
ついていかなかったらそれはそれで後が怖い。
あたしは渋々鬼神君の後を追いかけた。
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