1.告白されてしまいました

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先生「以上でホームルームを終わります。明日からよろしくね。」 先生がそう言って、今日は解散となった。 一刻も早くこの場から消えたい!!! カバンを掴み、走って教室から逃げようとしたら…、 なんと、鬼神くんに腕を掴まれた!!! ゆっくり振り返ると、やっぱり鬼神くんはあたしを睨んでいた。 雛「なっ、…何でしょう??」 恐る恐る尋ねると、 樹「話がある。ちょっと顔貸せや。」 かっ、顔貸せや…!? あたしは恐怖で震え上がった。 そんなあたしなんてお構いなしの鬼神くんは、 樹「ついてこい。」 と言うと、歩き出した。 ついて行きたくなんてないけど…、 ついていかなかったらそれはそれで後が怖い。 あたしは渋々鬼神君の後を追いかけた。
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