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2時間前…
高校生で有る俺は学生の本分である勉学
を学ぶ授業を終えた…次向かう先は…
以前は部活…野球部だった…
過去の話をしても仕方ない…今は帰宅しよう
教科書を鞄に詰め込み肩に担ぐ…
突如
バンッ!
俺の前の机に強く手を着く男
「げんき、バイトの給料も入ったしファミレスでドカ食いしよーぜ」
そう言って俺に話しかけるもっさい頭の男子高校生…名前は唐木だ
唐木
「モチ!おごり!」
唐木はそう言って俺の顔色を伺う…
俺は笑顔を作り「…マジ!?っしゃ!!」
唐木は…俺に気を使ってくれてる
俺は1週間前に父ちゃんが突然死した…
原因は心不全だ、
俺が生まれた時に俺の母は亡くなったそうだ…
それでも父ちゃんは
父子家庭でも俺に不自由させまいと、俺の為になりふり構わずに働き、俺の話も良く聞いてくれる最高の父親だった…
あ、また父ちゃんの事を…
唐木はひきつった顔で笑っていた…
唐木は俺の昔からの友達…
にしても…よくこんな辛気臭い奴をずっと気にして仲良くしてくれてるな…
本当にいい奴だ、反対に申し訳なくなる
そう思いながらも唐木と2人歩き学校の校門から外に出た…
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