記憶の楔《くさび》

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カーーッ カーーッ カラスの鳴き声で目覚めた時、もう次の日の朝になっていた。 流星は、俺を助けてくれた。 流星が、俺を救ってくれた。 昨日、俺が・・・ いつも通り、電車に乗っていたら・・・ TVでは、引き続き脱線事故の様子が放映されている。 多くの方々の命が失われ、多くの方々が命の危機に瀕している。 俺は、生きていることが不思議な気がする。 俺は、亡くなった方々に申し訳ない気がする。 俺は、どうすればいいんだと思う。
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