天国から地獄へさらにその先は

時速120キロで上空から落ちています！私！
天国って信じますか？
私、天国から追放されまして今地獄直行です！
アスファルトに背中が触れた瞬間、ぶわりと時間がスローモーションに変わり溶け込むようにアリンコの巣やモグラ、ミミズの地中生物を落下しながら見ていく。
といつのまにか鉱石のダイヤモンド過ぎマグマの中心部まで落下しマグマの中に吸い込まれて、背中に張り手のような感触を感じ飛び起きます！　はっ！　夢か！　生きてて良かった！　私！
身体中汗だくで横を見ると家族が泣いてました。

「理子、お前はなんで死んじゃうんじゃ、もうおやすみとしか言えん・・・天国でも達者でな・・・」
振り向くと「抜け殻」の私の身体は繋がれた患者のバイタルを測る機械がピッーと音を立てて、心臓が今止まったのが分かった。