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あとがき
どうも、初めましての方は初めまして。Lilyと申します。男性です。
いかがでしたでしょうか。シンプルなタイトルですね、蟲。この漢字考えた人絶対性格悪いよな。絶対虫嫌いのビビらせるために作ったよね。密集させちゃおうぜ!みたいな。
漢字の成り立ちはさておき、元々この作品はある2つの要素から生まれました。そいつぁこいつらです。
・きんもい虫
・神はいないから信じるしかなかった
てやつです。
色々なホラーを書いてきたんですよこれでも。その中で1回は読んでて「うわきもちわりぃな」って思われるような作品を書きたいと思っていたんです。虫がぞわぞわ!ってやつ。服の中に入っただけでもクソキモ案件なのに、それが肌の下ってなったら狂うわな、って感じで。読みながら「うわうわうわきもい!!!!!!!!!!」って思ってもらえれば幸いですね。それが狙いでごぜーやした。
ただそれが原因でリタイアする人もいるかもね。それは失敗。まぁでも書けてよかった。
そしてもう1つはこの作品のラスボス?黒幕?みたいなおじいさんの安能院が言ったセリフですね。
宗教系の怖い話もまた書こうかな〜なんて思っていた時にふと頭に浮かんだのがこのセリフだったんです。まぁラフな言い方に訳すと
「神様がいないなんて分かってるわ!んなことガキじゃあるめぇし知っとるわ!それでも信じるしかねぇんだよ!ボケェ!」
って感じです。
信じることで救われるって、ありきたりな言葉だけどそうじゃないですか。辛いこととか悲しいことがあった時に自分を癒してくれるって信じているから、推しとかそういう概念があるわけです。
信じることは誰かを救う、しかし逆もまた然りで、信じることで誰かを傷つける可能性もあるんじゃないかなと。
つーことでこの2つを遊戯王ばりに融合させて、1ヶ月ほどかけてプロットを練りました。
この作品は僕が一番最初に書いたホラーから続いている遠藤相談屋シリーズの第4弾となります。ぜひ過去作も読んでみてくださいな。
まぁ…こんなところかな…なんか、ようやく書き終わったんでこれ以上書くことねぇや。達成感だけですね。もしかしたら書きたい内容思い出してまた更新するかもしれませんが。
ということでLilyでした。また次の作品でお会いしましょ〜バイビ〜〜
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